選手評価 Part.1 -GK,DF-

 

 

 

リーグ戦が中断しちゃったのでシーズン終わりに向けて書いていた選手評価先に出しちゃおうかな、ってことでとりあえずのPart.1

 


選手評価と言ってもratingはなしで。違うポジションの選手と評点で比べても意味ないし、何より細かく付けるのが面倒くさい。

 

 

 

Part.1はGK,DF編。

GKの再編がなければGK,DFともに余剰戦力の売却だけで済みそうなので入れ替えはあまりなさそう。

CBについては余裕があればリンデロフやバイリーに代わるレギュラーCBが欲しいが補強予算にも限りがあるので優先度は劣る、後回しが妥当。クリバリの話が最近よく挙がるがこれは売り時を逃したナポリの策略だろう。年齢と値段、そして利き足がマグワイアと同じ右であること、ユナイテッドが求めているタイプではないはず。

SBについてはヤングが去った分の穴は既に埋まっているし、ショーはクラブに売却の意志はないだろうし、そもそも高給過ぎて引き取り手がいないし控えには回せない。現所属メンバーでしばらくは耐えることになりそう。

 

 

 

 


GK

 


デヘア

不安定だったパフォーマンスはいくらか安定を取り戻したように思われるが、神がかったセーブの数は減ってしまったように思う。最終ラインにAWBとマグワイアが補強され、守備が安定した結果、そもそも被シュート機会が減ったのが理由だと言われるとそうなのかもしれないがその辺りは知らない。シーズンごとの被xG比較は各自調べて。

来季はシェフィールドで武者修行中のヘンダーソンとの正GK争いが待っていると言われているが、来季はヘンダーソンを再ローンし、デヘアとは来季限りでさようならというのが1番現実的な案ではないだろうか。移籍金を伴った退団のタイミングとしては年齢的に最後に近いと思われるし、本人の意志やクラブ側のGK入れ替えについての考えによっては今季終わりに退団の可能性もなくはない。突然の別れも覚悟しておくべきかと。どこかの白黒チームの老害レジェンドのようにはしない方がお互いのためなので。

 


ロメロ

第2GKの立場について文句を言わず、出場すれば安定のパフォーマンス。あまり言われることはないがプロフェッショナルさはチームでもトップクラスだと思う。とは言え、選手として最後の歳に近いのも事実。本人はユナイテッドで続けたいとコメントを出してくれたが、キャリアの最後に母国アルゼンチンのクラブで一花咲かせるという可能性もあるのではないか。その辺は案外来季のヘンダーソンの去就次第なのかもしれない。

 


グラント

完全に付き添いのおじさんと化している第3GK。本人もそれは織り込み済みの加入だろうがロメロ同様こちらもプロフェッショナル。「彼の仕事は試合の前日にホテルに前泊して朝食を食べること。」なんてからかわれていたがそれもチームにとって必要なお仕事。引退後はコーチになんて言われてるけども今後はどうするんだろうか。

 


ビショップ

今冬加入にした怪我したグラントおじさんに代わる第3GK。前所属クラブのサウスエンド・ユナイテッドではなかなかの高評価だったらしいが見てみないことには分からない、見る機会があるとしたらPSMだろうか。

 

 

ジョエル・ペレイラ

次世代のポルトガル代表正GKとして期待されていたが正直伸び悩み、ローン先でも結果を出せていなかった。今季はスコットランドのハーツに貸し出されているがチームは12位の最下位、20試合に出場し37失点、クリーンシートは3というスタッツ。個人的には同い年で誕生日も近いということで頑張って欲しいのだがユナイテッドでの未来はないのかもしれない。

 

 

 

 

SB


ワンビサカ

つい最近までウインガーだったことが信じられないような守備の巧みさと攻撃の拙さ。まぁ前任者のバレンシアも大概だったと言えばそうなのだが。攻撃面での改善に取り組んでいるようなのでこれからに期待したいがやはり足元の技術のなさは気になる。

今季リヴァプールが取り組んでいるようにカウンターの比重を減らしポゼッションでも勝てるようなチームを構築する段階にユナイテッドが到達出来た場合にAWBの足元の技術の拙さは問題になると思われる。とはいえユナイテッドがその段階に到達するのはいつになることやら……。

何故か近年のユナイテッドは純粋なRWGを獲得せずに右サイドの攻撃をRSBに投げる傾向があるが、守備に奔走するAWBに右サイドの攻撃まで求めるのは酷だと思うのでRWGの補強が待たれる。

また3バック時にはショーのLCBが定着してきているが、攻撃面で不足のあるワンビサカがRCBとして起用出来るようになればマグワイアカバーリング役としても期待が出来、ダロトをWB起用出来るため、編成的にも面白いと思うのだがその辺はあまり考えられてなさそうな気がする。

 


ダロト

すっかりスペ体質が定着し、世界No.1SBになれるポテンシャルと言われたその潜在能力は未だ眠ったまま。両サイドでFBをこなせ、RWGで起用されるほどの攻撃性能を持つという良さは、ヤングが去った今、より評価されると思うのでまずはどうか怪我の数を減らしてくれ。

 


レアード

AWBとダロトの影に隠れているもののレアードのポテンシャルは超一線級と評価されている。契約延長してくれたのでローン移籍で経験を積んで欲しいところだがユナイテッドのレンタル先を選ぶ目のなさは相当なので不安ではある。ダロトかレアードのどちらかがAWBの競争相手になれるくらいの存在になってくれれば儲けもん、なれなかったらどちらかを単なる控えに。

 


ショー

ルーニーを彷彿とさせるふっくら体型は彼本来のものなのかフィットネス不足によるものなのか、未だによく分からない。昨季から3バック時のLCBとしての評価されているがSBとしては良くも悪くも落ち着いてしまった感もある。攻め上がりが過ぎて穴になるということもあまりなくなったし守備も成長したと思うけども、攻撃面での流れを止めてしまうことがちらほらと。1番の問題は離脱した際の長さ、両サイドで起用可能なダロトがいるので問題はそこまでないと言いたいのだがダロトもスペ体質というのは何の因果か。

 


ウィリアムズ

シーズン当初にはノーマークだったアカデミー選手が気付けばここまで出場数を伸ばすとは。ショーの離脱率の高さ故とは言え、攻撃面でのイケイケさはファンからの人気も高い。ポテンシャルとしてはそこまで高くないとは思うが、RSBも一応出来るらしいし控えとしては十分な選手だなと思う。

 

 

 


CB

 


マグワイア

本当に獲得するのがマグワイアで良かったのか、あの移籍金に見合っているかの議論はスルーするが久しぶりにちゃんとしたCBがいるという安心感。カバーリングするのはリンデロフなのに前にどんどん出ていっちゃうのは気になるけど空中戦の圧倒的強さでお釣りが来る。まぁでもやっぱり足は遅いし顔はでかい。見慣れてきたらサンド富澤に見えなくなってきた。

 


リンデロフ

個が強いPLのアタッカー相手にカバーリング役やらせるのはやっぱりキツイねというのがここ2年の印象だが、他のCBも違う部分で穴があるのできちんとしたCBが補強されるまでは相手によって使い分けられる選手選考が監督には必要というのが結論では。サポーターが思っている以上に貢献度は高い。

 


バイリー

身体能力でメッシを封じ込められるだけのものは持っているが怪我の多さと判断能力のなさが課題として残り続けている。身体能力を上手く扱って前へ前への守備スタイルを変え、マグワイアの相方としてカバーリング役を頑張って欲しいのだけどそういう意図は本人にも監督にもなさそうというのが何とも。

 


ジョーンズ

ついに今季終わりに放出されることが現実味を帯びてきている。有り余るポテンシャルと変顔を持て余すだけで空回りして終わってしまった感がすごい。一応関心を寄せるクラブは複数あり、引く手数多らしいので良いクラブを選んでください。

 


トゥアンゼべ

離脱が多く、まともな出場機会が与えられなかったのが残念だが、1部でもやれるということは示せたのではないか。とは言え世界最高峰のCBになれるかというとそうではないと思われ……。来季はリンデロフ、バイリーと競えるようになって欲しい。

 


スモーリング

個人的にはやっぱりお前はやれるやつだったなという印象なのだが、セリエで安定したパフォーマンスを披露し、ユナイテッドサポーターを驚かせた。控えとしては有能だと思うが、ユナイテッドの控えCBの枠は埋まっていると思うので放出するのがお互いにとってベストだろう。出場機会のためにトゥアンゼベをローンに出すなら来季だけいてもらってもいいかもしれない。

 

 

 

とりあえずPart.1は以上

さいなら